ハチの生態と刺されたときの対処法

害虫

ハチにはいろんな種類がありますが、主なものを3種あげてみました。その3種の特徴や、刺されやすい時期・部分、ハチに刺されたときの対処法を知り、ハチによる健康被害を防ぎましょう。

ハチの種類

スズメバチ

働きバチの体長が21~27mm、女王バチが25~29mmで、 北海道から屋久島まで分布します。 巣は生け垣や庭木などの低木の枝に作られることが多く、育房数は1000以下です。作り始めの巣はトックリを逆さまにしたような形をしています。

 


出典:日本ペストコントロール協会

 

 

アシナガバチ

成虫の体長が21~26mmで、3亜種が日本全土に分布しています。 アシナガバチ類としては日本で最大の種類で、軒下や木の枝に巣を作り、育房数が500以上にもなることがあります。

 


出典:日本ペストコントロール協会

 

 

ミツバチ

ニホンミツバチの働きバチの体長は約12mmで、本州から九州、対馬にかけて分布します。 平地から低山帯に普通に見られます。樹洞や岩の隙間、屋根裏、床下などに巣を作り、育房数が5万を越えることがあります。
この3種の中でも、一番危険とされているのが、スズメバチです。スズメバチは非常に毒性の強いハチです。アレルギー体質の人や、抵抗力の弱いお年寄りや子供などが刺されると、死亡することがあります。

 


出典:日本ペストコントロール協会

ハチに刺されやすい時期・部分

もっとも危険とされているのは、巣がもっとも発達した時期です。

アシナガバチは7月から8月スズメバチは7月から10月ミツバチは通年といわれています。

 

ミツバチはめったに刺すことはありませんが、スズメバチやアシナガバチに襲われた場合、もっとも刺されやすいのは、腕や手であり、スズメバチの場合、とくに黒いものに反応するので、ついで頭や顔などとなっています。いずれも体の露出部分が真っ先に狙われます。

ハチに刺されてしまったら・・・

万が一、ハチに刺されたときは、刺された場所から離れ、速やかに毒を吸い出してください。四肢を刺された場合は、心臓に近いほうを縛り、数分間隔で緩めるようにしてください。患部を冷やし、抗ヒスタミン剤軟こうを塗ります。

 

ちなみに、よく「ハチに刺されたらアンモニアを塗る」といいますが、アンモニアはハチ刺されには効果がありません。それどころか、ときにはアンモニアによる皮膚炎を起こすことがあります。また、刺されたところから、細菌感染を起こすこともあり、汚い手で刺されたところをいじらないことはもちろん、尿をかけるなどは論外です。

 

前述後、痛みだけの場合は、短時間でよくなるのでそのまま放置すれば直りますが、不安感など、いやな予感がしたり、かゆみ・発疹・せき・嘔吐・腹痛・めまいなどの症状が見られるような場合、一刻も早く医師の手当てを受けましょう。また、頭を刺された場合も、速やかに医師の手当てを受けましょう。

ハチ駆除について

巣を発見した場合は、大きさ、営巣場所にかかわらず害虫駆除業者に巣の除去を依頼することが賢明です。

弊社では、ハチの駆除に関して数多くの実績がございます。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

駆除の流れ

  1. お問い合わせ
  2. 現場調査
  3. 駆除費用の説明
  4. 日時の調整
  5. 場所により開口
  6. ハチ駆除
  7. 巣の除去