チャタテムシの生態と習性
チャタテムシの仲間は、一般的に野外に生息していますが、家屋内に生息しているのはコチャタテ科とコナチャタテ科に属するのみで、コチャタテは体長1.5~2.0mmで、一般家屋、製粉工場、食料貯蔵庫の他、図書館、博物館の書庫や標本室などでも、年に数回発生します。 一方、コナチャタテは体長1.0~1.3mmで、「家屋内のあらゆる製品、特に貯蔵食品、皮革製品、書物、畳などから発生します。
これらのチャタテムシは、製品等に発生するカビなどを食べて繁殖します。風通しの悪い押入れ内のダンボール箱、寝具類から発生することも多いですが、大量発生は梅雨時から夏季にかけて多いです。
出典:日本ペストコントロール協会